OSAKAええ会社(とこ)発見ガイド きらり企業セレクション2015
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15各業界の特徴と見極めポイント皆さんもよく、「業界研究が大切」だと聞きますよね? 業界研究をする前に、主な5つの業界、「メーカー」「小売」「商社」「サービス」「情報通信」の特徴を整理してみましょう。企業選びの際に役立ちそうなポイントも紹介します。サトル先輩の就活お役立ちコラム簡単に言うと、「ものづくり」をしているのがメーカーです。食品、自動車、建設、鉄鋼、金属、機械、精密、電子、繊維、薬品、スポーツ、玩具など、業界は細かく分かれていますが、大企業・中小企業を問わず、日本を支えている業界です。「日本の原動力」と言ってもいいでしょう。また、「自動車メーカー」と言っても、そこで一からすべて作っているわけではなく、自動車メーカーに各部品を提供しているメーカーが多数存在しています。もし、あなたが自動車メーカーを志望しているなら、その企業の取引先企業まで目を向けてみてください。素晴らしい技術を持ったB to B企業がたくさんありますよ。もちろん自動車だけでなく、他のジャンルも同様です。企業選びのポイントは、その企業が「海外」に目を向けているかどうか。今は、市場、材料調達、製造工場などが海外に進出・拡大している時代です。海外との関係性、目の向け方が、その企業の将来に大きく関わってくるということを忘れないでおきましょう。BtoB企業に目を向ける・海外との関わりにも注目メーカー大企業・中小企業問わず素晴らしい技術で日本を支えるPoint小売は、皆さんが一番接することが多い業界ですね。扱う商品の範囲から「百貨店・スーパー・コンビニ」と「専門店」に分かれます。近年、百貨店やスーパーがM&Aされるニュースをよく耳にしたと思います。傾向としては、勝ち組だけがますます大きくなり、「総合的な超大型店舗」と「専門的または地域密着の小規模店舗」との二分化が進んでいるのです。大規模な企業は“量”や“価格”で、小規模な企業は“個性”や“地域性”で勝負していますので、戦略としての違いはありますが、規模に関わらず、「なぜ売れているのか」「生き残っているのか」を考え、戦略をしっかり分析することが大切です。生き残り戦略を分析する 小 売身近に感じられる業界、切磋琢磨して二分化が進むPoint

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