OSAKAええ会社(とこ)発見ガイド きらり企業セレクション2015
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19業界あるある食品編★ 肉の重さを量る作業をしているので、どんなものでも手で持つとおおよその重さがわかる。ばかりなので、仕事がとてもやりやすいんです」と話すように、同社は人間関係が良く、年代を問わず仲が良い。仕事の後はもちろん、休日まで皆で集まるほどだ。また、野村さんの向上心は高く、「残業ゼロ」や「1円でもコストダウン」をめざして、日々工夫し、皆とコミュニケーションをとりながら団結力を高めている。「毎日勉強の日々ですが、やりがいがあります。目標を持って働けることがいいですね。最近ではトヨタ生産方式を学びながら、ものづくりを進化させたいと猛勉強中です」。この姿勢が若手ながら統括管理を任されている理由なのだろう。「将来は社長にもなりたい」と、野村さんの夢は果てがない。松商は、飲食店向けの業務用食肉の企画から加工・製造・卸販売までを一貫して行っている会社だ。20代から50代まで様々な年代の従業員がいる中、量販部のマネージャーを務めるのは、入社4年目・22歳の野村競太郎さんだ。常に成長しようとする前向きな姿勢と向上心が認められ、大きな期待を込めて抜擢された。原料の調達や温度管理などの段取りをはじめ、人員配置、作業工程や納期の管理まで、あらゆることを任されている。野村さんは、いわばプレーイングマネージャー。生産ラインを管理する立場だが、自らも作業を行うため、「手本にならないといけない」と技術面も磨き続けている。かなり責任のある大変な立場のようだが、本人は全く苦にしている様子はない。「職場の人が本当にいい人17時に業務を終わらせる目標を持ってやっているというところがいいと思いました。22歳で自分より年上の人のマネジメントもするのは大変だと思うけれど、それができていることからも人間関係の良さが伝わってきました。自分の好きな仕事をやるのが一番。続けないことには結果も出ないので、一度決めたら逃げずに続けていくことが大事だと思います。株式会社松商若きリーダーと共に一致団結で商品づくりclose-up Company!   食品編 -PART.1▲P.25も見てネ野村さん▼学生’Seye物 流販 売生 産肥 料製 造

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