OSAKAええ会社(とこ)発見ガイド きらり企業セレクション2015
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業界には、その業界のもつ特徴があります。たとえばインフラ系の業界は、よほどの技術革新がないかぎり、変化は少なく、むしろ安定感を必要とする業界です。一方、IT系は現在変化の激しい業界で、日々の技術的な進歩や流行にも大きく左右されます。そのような業界のもつ特徴や雰囲気が自分の特性とマッチしているかを考えてみましょう。業界と特性との関係について業界の分類は、官庁の分類から就活サポートサイト等の分類などで異なりますが、数には限りがあります。しかし、その業界に属する企業は中小・零細企業から大企業まで膨大です。同じ業界でも、企業によって扱う商品も異なれば、理念や社風も異なります。業界まで絞ることができたら、今度は企業ごとに理念や社風などを確認してみましょう。業界と企業について❷ 適職 「業界編」 どんな業界に向いているか見てみよう!業界各ゾーンのの特徴オレンジ動的このゾーンの人は、サービス産業がマッチします。ニーズの変化が激しく、流行に左右される業界です。常に、世の中の変化を先読みして新しいことを提案していくことを必要とします。そんな業界には、新しいことを楽しんで取り組めるオレンジ・動的のゾーンの人が向いています。観光、サービス、小売業などオレンジ静的このゾーンの人は、卸売業などインフラに近い業界、つまり社会を支えるベースとなる業界が向いています。例えば、情報通信業なら、プロバイダ等のベースとなる企業を指します。時折社会の変化に合わせながら社会の下支えとなる業界は、オレンジ・静的のゾーンの人が向いています。情報通信業、卸売業などグリーン動的このゾーンの人は、教育などニーズの変化が多少ある業界に向いています。例えば、教育産業でも、塾や語学教室など社会のニーズの変化に合わせて業態等を変化させていくような、変化がありながらも内容に真面目さや正確性を必要とする業界は、グリーン・動的のゾーンの人が向いています。環境エネルギー、教育、製造業(軽工業)などグリーン静的このゾーンの人は、インフラ産業がマッチします。社会の基盤となる業界です。技術そのものの進歩や発展はあっても、大きく形が変化するということが少なく、派手さはないですが安定感を必要とします。そんな業界には、安定した環境で力を発揮しやすいグリーン・静的のゾーンの人が向いています。電機・ガス、農林水産、研究、製造業(重工業)など64

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